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ずっと暮らしたい活力と交流の「茶源郷」(京都府和束町)

京都府の南東部に位置する和束町(わづかちょう)は、町の標語「ずっと暮らしたい活力と交流の茶源郷 和束」のままに、自然豊かなお茶の町として知られている。京都駅から電車で1時間程のJR加茂駅に着くと、のどかな雰囲気に思わず深呼吸をしたくなった。そこからバスで15分程の和束町役場に到着すると、「日本で最も美しい村連合」の看板が目に飛び込んできた。

和束町役場の入口には「日本で最も美しい村連合」の看板が。

日本で最も美しい村連合は募集と審査を経て選定されるもので、和束町は茶畑の景観が広がるまちとして、京都府景観資産第一号になっているそうだ。今回はそんなお茶の町・和束町で暮らすことの魅力や町の特徴について、和束町役場の皆さんにお話を伺ってきた。

和束町 地域力推進課古田課長、西村主事、総務課中嶋課長

「和束町=お茶の町、というイメージが強いと思うのですが、その他にも松茸などが特産品として知られております。お茶でいうと、地理的に霧の発生が多いことで高品質なお茶が育ちやすく、煎茶の単価は実は日本一なんです。毎年4月の下旬から7月にかけてが茶摘みの時期になりますが、所謂新茶の八十八夜は皆徹夜で製茶に勤しみます。これが町としての風物詩にもなっており、近年は新規就農の希望者も増えてきています。」(中嶋さん)

一面に広がる広大なお茶畑

「ワークキャンプの受け入れも十数年継続しているほか、「ワヅカナジカン」といった援農プロジェクト等を通して地域の若者が中心となって地元の茶農家さんと地域を元気にしたい若者とをつなぐプロジェクトが盛り上がっており、町内外、最近では海外から訪れる方も増えてきたりと、様々な動きが広がっています。」(古田さん)
「その他の地域の特徴としては11月に行っている「茶源郷まつり」が有名で、毎年町全体の人口の倍近い人が訪れるんです!町立の保育所は待機児童ゼロで、豊かな自然に囲まれて、のびのびと子育てができます。

教育環境は、小学校と中学校が1校づつ町内にあり、スクールバスも完備しているので、義務教育を受ける環境はバッチリですね。その後の進学や、大きな買い物等をする場合は、加茂の方面等へ行く機会が多いので、路線バスも走っていますが、車はあった方が良いと思います。」(中嶋さん)

茶源郷まつりの様子

空き家の利活用など、町としての移住定住促進の本格的な取り組みはこれから更に注力をしていきたいとのこと。中でも基幹産業であるお茶を後継者育成も含めてこれから長期的にどうしていくかが大きな課題ということで、お茶づくりに興味のある若い方にどんどん入ってきて欲しいそうだ。

和束町に暮らす地域住民と広大な茶畑が一体となって、先人たちから代々受け継がれてきた生業の景観は、初めて訪れた人の多くが口を揃えて「ここは素敵な町だね!」という反応からも十分に伺い知ることができる。​田舎暮らしやお茶、そして地域づくりに興味がある方には、是非一度訪ねて欲しい町のひとつだ。

 

ワヅカナジカン援農プロジェクト:http://youandvillage.wixsite.com/wazukanajikan
ゆうあんビレッジ:http://youandvillage.jp

基幹産業のお茶を中心に自然と調和した新しい生活を求め、今では海外からも若者が集まり始めているという和束町。今回は3ヶ月間の現地でのプロジェクト参加をきっかけに和束町へと移住し、現在は地域おこし協力隊として活躍をされて居る大芝さんからお話を伺った。

和束町 地域おこし協力隊 大芝真理さん

先ずは簡単な自己紹介をお願いします。
出身は兵庫県の三田市で、学生時代は栄養士の勉強をしていました。栄養士の資格取得後、調理師の専門学校に入り直したりしながら、大阪に2年くらい一人暮らしをしていました。その後、農業に興味が湧いて、大規模な農業フェアに参加してみたり、地元は田んぼが多く自然豊かな環境だったこともあり、自分は自然が好きなんだなー、なんて考えながら移住フェアに参加してみたりする中で、フェアにいらしたコンシェルジュの方に「地域おこし協力隊」のことを聞いて、自分で色々と調べるようになったんです。

それが、今の移住のキッカケに繋がっていくんですね。
はい。和束町との出会いは、協力隊や田舎暮らしについて情報収集をしていく中で、援農プロジェクトのチラシに出会ったことです。これを見て、2016年の5月から7月の3ヶ月間、和束町で実施された「ワヅカナジカン」という援農プロジェクトに参加させて頂くことになりました。

全国で様々な移住体験や就農イベントはあると思うのですが、何故和束町だったのでしょう?
一番は、距離も近く3ヶ月間、気軽に参加できるので良いかなと思ったところです。実際にプロジェクトがスタートしてからは、町内の体験交流センターで18人の共同生活が始まりました。結果的にはその中から、私を含めて合計で4人が和束町に移住することになったんです。

18人の共同生活!なんだか楽しそうですね。3ヶ月間は、どんなことをして過ごすんですか?
やはりお茶の町という特徴があるので、プロジェクト受入れ茶農家のもとで茶生産補助の仕事をしながら、和束町でリアルに暮らす、という感じです。私は栄養士という立場を活かして、皆のご飯係としてジョインしたのですが、お茶作りにも強い関心があったので、週に1日程度農家さんに行かせてもらっていました。

茶生産補助の仕事の様子

 

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なるほど。その後和束町へ移住されて、地域おこし協力隊では何をしているんですか?
ワヅカナジカンの3ヶ月が終わった後は、当然皆で今後どうする?和束に住む?という話になりましたが、私はこの町に住んで、もっと貢献していきたいと思い、協力隊を受けて移住しました。現在は茶産業の振興担当として活動をしており、お茶の特産品作りに携わっています!

今後の展望はいかがでしょう?
先ずは私自身がお茶のことをもっと勉強したくて、日本茶インストラクターの取得を目指しています。和束町にはまだまだ飲食店が少ないなって思っていて、自分は食をメインにずっと勉強や仕事をしてきたので、将来的には和束の食材を活かしたお店を出せたらなって考えています。

町の観光案内図。「お茶を活かした飲食店を増やしたい!(大芝さん)」

素敵な目標ですね!和束町に住んでみての印象はどうですか?
空気がとっても綺麗で、自分の地元もそうなのですが、やっぱり田舎は良いなって思いました。あとは、地元よりも田舎だなーっていうのが第一印象でしたね(笑)。どこにいくにも、移動は大変でした。私は車を持っていなかったので、運転できる先輩が買い物なんかに連れていってもらえてとっても助かりましたね。先輩移住者の方や近所の方にいつも声をかけて頂いて、運転に限らず困っていたら周りの人が本当に助けてくれるのを日々感じています。知らない顔の人でも助けてくれるのは、とっても大きいですね。

ありがとうございます。最後に、移住検討者にメッセージをお願いできますか。
私自身、都会と田舎の両方に住んで見て、それぞれの良いところや不便なところを感じてきました。その中で強く感じて居るのは、興味を持ったら、先ずは実際に足を運んでみて現地の空気や人に触れるのが一番!ということです。和束町はお茶の産地ということで、本当にお茶が美味しいし、「和束茶」を知って、遊びに来て欲しいと思います!

 

大芝さん、ありがとうございました。

和束町(わづかちょう)は、京都府の南東部に位置する京都府相楽郡の町であり、和束川沿いに市街地を形成している。「ずっと暮らしたい活力と交流の茶源郷 和束」を町の標語に掲げていて、町の特産品は、お茶、松茸、トマトなど。

町役場の外観

<特徴>
清々しい空気と冷涼な気候、昼夜の寒暖差が大きく、おいしいお茶を育てる環境に恵まれた地といわれている和束町は、日本で最も美しい村連合に加盟しており、その美しい茶畑や山村の風景は2015年に日本遺産にも認定されている。その地の利を活かす形で、体験型観光への取り組みや都市住民との交流も近年盛んであり、古来から文化人の間で行われてきたお茶の産地や品種を見分ける「茶香服」や、お茶摘み・手揉み・お茶の入れ方などが体験できる。

<観光地>
弥勒磨崖仏:和束川を望み込むように、川の右岸の巨石に彫られた立像がある。正安2年(1300年)4月の銘が彫られている。

八坂の大杉:樹齢1300年以上とも言われ、幹周り12.8メートル、高さ31メートルの北山杉。昔、本幹が倒壊し、枝木の8本が株を一つにして巨木となったと伝わる。町内に同一品種が見当たらず誰がこの地に植えたのか謎である。京都府指定の天然記念物。

百丈岩:鎌倉谷とも呼ばれる美しい渓谷にある御影石の巨岩。別名八帖岩とも呼ばれる。 京都の自然200選にも選ばれている。

百丈岩

安積親王陵墓:安積親王は聖武天皇の子で、727年17歳で死去。平城京・恭仁京と紫香楽宮とを結ぶ街道を愛した皇子のために、この地を陵墓として葬られたと伝わる。

正法寺:聖武天皇の子、安積親王の冥福を」祈って行基が創建した弾寺。

鷲峰山金胎寺:7世紀末頃、役の小角が寺を開き、聖武天皇が平城京の鬼門を護るために堂を建て勅願寺としたと伝えられている。
<交通>
自動車の場合
● 京都–R24-→山城–R163-→加茂[約90分]
● 大阪–阪奈道-→加茂[約80分]
● 奈良–R24-→加茂[約20分]
● 名古屋–名阪国道-→加茂[約120分]
● 上野–R163-→加茂[約30分]
● 加茂→府道5号[約10分]

公共交通機関の場合
● JR大阪から(大和路快速利用) JR加茂まで[約66分]
● JR 京都から(JR木津で乗り換え) JR加茂まで[約60分]
● JR 加茂から(奈良交通バス利用) 和束町役場まで[約15分]

 

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京都府和束町

  • 山がある
  • 二地域居住に便利
  • 三大都市まで2時間以内
  • 交流・体験・お試し制度がある
  • 育児支援がある
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